墓碑銘。

札幌の初老を迎えた♂が、ブラック企業と戦いながら転職戦線を生き抜き、本当の友情を求め彷徨う姿を自ら語り続ける悲劇

退職届を書かせたいだけの使用者達。

会議室で役員3名に「もう君とは一緒に働けないということになったんだよ。」と。言われて。最初ねその役員の口からは会社都合でって言ったんですよ。



ちょっと待てと。



ちょっと待てって言って。どうしたのかなと思ったら。社長が。就職するときに前職の素行の照会があったときに、君にとって不利に働くから自己都合にしろって。言ってくるんですよ。



あのぉ…逆なんですよね。如何に人を雇う上でのルールも知らいかっていう。求人とか求職とか転職の。いろんな企業で人の採用ってやってるけど。その現状をいかに知らないのかっていうのが完全に露呈してるんですけど。



「前職照会があったら不利に働くから会社都合じゃなくて自己都合にしろ」ってめちゃめちゃな理屈というか、言い分なんですよね。



逆なんですよ。当然そうですけど。自己都合退職よりも会社都合退職のほうがまだイメージがいいんですよ。志望してる会社的には。なんでかったら。自分の都合で勝手に辞めたわけじゃないんですよね。会社都合退職って言うからには。会社都合退職っていうのは、当然会社の都合でやめやめてくれって言われたんですから、やっぱこれどうしてですか?って聞かれるわけですよ。面接で。



オレ転職活動も通算でイクと、何年にも渡ってやってるんで。その転職に関するノウハウも今度ブログに上げていこうかなと思いますけど。



なんせ、これからもまた転職活動をしようかなって話になってきたので、まぁそれも書こうかなとは思うんですけど。絶対勝てる転職活動のノウハウっていうのをまぁ書こうかなと思いますけどね。



如何に人を雇う側っていう立場の人たちが、労働基準法ってものをこんなに不勉強なのかっていうその現実をね。改めて知らされましたよ。で。今もやっぱり職場で。札幌じゃないんところで本社が存在する「札幌支店」っていうようなところが今の職場なんですけど。まぁねぇ。終わってるんですよね。



正直コンプライアンスが云々とかって言ってる割に、自分たちはその労働基準法というものを全く守らないっていうね。コンプライアンスってお前ら意味分かってるのか?ごるぅうぁあと思いますけどね。



把握してたらタイムカードは置くだろうし残業代が払えないとまずいから、これなんかで還元してって言ってやらなかったら、何か起こったら不味いぞぐらいの意識は働くはずなんですよ。普通。



ないんですよ。全く。だから正直カモにされるわけですよ。オレみたいな人間に。で前も書いたけど。5対1の超ハンディキャップマッチですよ。だけど。前の会社でもその労働審判でやりあって。なんか割りにその時の印象が悪くなかったんですよね。確かに辛い思いはしたけど。勝ち戦だと思って。



だから今回も勝ち戦だなこれと思って。よし。じゃあやろう。もう一回。そういうふうにちょっと思えた。だから立ち直りは早かった。



だから。これも最近特に思いますけど。このブログで自分はパワハラにあったり退職強要にあったりっていう経験と、それを労働審判で自己都合から会社都合に切り替えさせたり、未払分の残業代支払わせたり、「一矢報いる」というこの方法論を。やっぱ知ってる知らないでちょっとこういうふうに会社に何か言われた時も。自分のこの精神的な立ち直りも早くなる。自分にとって精神的なダメージを小さくするための方策でもあるんですよね。なのでもうちょっとこれを広めたいなっていうふうには思うんですね。



労働審判って本当に結構お手軽なもので。弁護士立てないで自分でやろうと思えばできるようなレベルだったりするらしいんです。それ違う人のブログで弁護士立てないで自分でやってみたっていう人のブログを読んだことありますけど。下手したら本当に弁護士立てないで自分でもできる。そういう制度なんですね。



労働審判をどうやって戦ったのか、労働審判の体験記というか。そういうものも後ほど書き起こしてまとめようかなと思ってるけど。



話戻って。



その会社で会社都合じゃなくて自己都合にした方がいいという無茶苦茶な言い分を。いやぁあ会社都合でって話だったんですけどっていう話したんですけど。「いやぁああそれは自己都合のほうが良いに決まってる。」とか吐かして。でさらにそこから。「すぐにとは言わないからちょっと考えて自分の中で気持ちがまとまったら、退職願いを書いて提出してくれ」つまりは自己都合退職の強要ですよね。



役員3人、同じ席に座って2年目の新人社員に。そこは3対1ですよえ。60半ばのジジイども3人と、当時まだ30代だった若輩ですよね。それ一人を三人で包囲して自己都合退職にしろって強要するわけですよ。で。おれオレは腹ん中で「オモシレー」って思って。



やっぱりそこも未払分の残業代は発生してたので。でそこは土日祝休日出勤というのはなかったんですけど、未払分の残業代を集めたら2年分記録あったから。これは結構イクなって言う。そういう認識はあったんですね。



その会議室に呼び出されて自己都合退職トラップ=「クビトラップ」のその日はまた早く帰されて。早く帰されたその日のウチに。実はその前に家でもう既に弁護士選びを始めてたんですね。大学の時の恩師に電話したり、弁護士ドットコムに一斉に見積もり依頼かけかけたり。いろんな先生から返事返ってきてて。一番この人ならヤレるなって言う人に依頼することになったんですけど。



結果的にね1回目に頼んだ先生のほうがよかったですね。今度その弁護士さんのことをちょっと紹介しようかなと思うんですけどね。どうなんだろうな?弁護士法上引っ掛かるのかな?わかんないけど。その弁護士さんのことをちょっと紹介しようかなと思うんですけど。今度ね



2回目の労働審判の時に依頼した弁護士さんは悪い人じゃなかったんですけど、人気の弁護士さんで結構時間かかったんですよ。労働審判ホンチャンに出るまでに。割に時間喰って。6月に依頼したものが結局年越して本格的にちゃんと審判手続きに移れたのが2月なんですよ。いやーこれはかかり過ぎ。 8ヶ月もかかったから。審判手続きに入るのに。



一方でその1回目の先生は暇だったのか分からないけど。お願いしますって言って、2週間か3週間後には手続き取って裁判所から審判の申立てを会社に送ってくれたんで。そういう手続きは結構素早くパパって取ってくれたので。



結果的に2回目に依頼した弁護士さんは本当に忙しい方で。まぁ人気弁護士さんで実力もあるんだろうけど、なんでその弁護士さんにしたかというと。まあ人気弁護士さんだからというかそれはまぁ後で知った話なんだけど。完全成功報酬で良いって。だからそういう金銭的な部分はあまり気にしなくて良いって。だから最初依頼するときにどうしますって?最初に着手金10万と経費5万だって言われたんですね。なんだけど。今転職活動中でお金ないでしょうし…どうしますってね。あのねほんとにフレキシブルに対応す姿勢だったんですよ。実際にすごいフレキシブルに対応してくれて。「いやー転職活動中でお金なくて」って言ったら。「自己都合退職にさせられてるから失業手当も下りてないし」って「いやぁあそうでしょうね。じゃぁいくらなら払えます」って言うんですね。



実際貯金は無いわけではないからの払わないのも申し訳ないしまた法テラス使う手もあったんだけど、どうせ割と良い額もらえるから。結局。



持ち帰ったその機動ログから抽出した出勤簿を持ち帰って。自分で計算しても1回目の労働審判の時よりも、土日祝出勤の未払分っていうのは存在しなかったんだけど、なかなかいい額になってこれが。



本当に。



ほとんど一年分の年収(残業なしの基本給)に匹敵するんじゃないかっていうくらいの額に膨らんだんですよ。これはいいと思えて。



だからなんか5対1のハンディキャップマッチだったんだけど。まぁそういう労働問題、特に未払分の残業代に関してはもう完全にその証拠さえつかめば勝ち戦なので、「やったー♡」ぐらいなもんだったんですよ。



実はその商社も途中から転職しないとだめだなコリャってのを感じ始めてはいてて。食いっぱぐれることはないんだろうけど。ただあんまり裾野が広がっていかないし。自分の中で。これが本当に自分の中で自分の人生を豊かにしてくれるものなんだろうかっていうのを考えたんです。経済的な部分・金銭的な部分っていうところ以外のところでね。



仕事ってそういうところ大切だと思ってね。トラブった話を金で解決するのが労働審判なんだけど。いざじゃあ働くっていうことのその意義と、得られる利益ってお金だけじゃないっていうか。お金以外の部分のほうがすごく大切で。やっぱり。そのお金以外の部分のところで自分にとって本当に有意義なものになる仕事なのか?っていうことを考えた時に。うーむ…っていう風に思い始めて。



だからこれどっか途中で結局やめなならんのかなぁって思ってたところで、そんな話だったらそんなにショックでもなかったのと。なかなか未払い分の残業代ががいい額に膨らんだから逆に「良いや」って。「寧ろ良い」って。



それでもうねぇ。抗体できちゃってるんで。1回労働審判やってるから。もうねそんなの会社都合退職にすり替えるなんて簡単なんですよ。労働審判を使えば。だってお金払うよりも簡単な手続きだけですから。会社都合にしろっちゅうのは。会社側にとったって。



その後の影響は知りませんよ。会社都合退職にした後にその会社の求人の活動に対して影響はでますよ。多分ね。当たり前じゃないですか。だけどそんなの働いている側からしたら知ったこっちゃないし。



で。



1回目の時の方がやっぱりねぇ。退職強要とかパワハラ受けてなおかつ、その中から未払分の残業代を捻りださせて、会社都合にしてって。いう流れだったから。結構自分は割とタフな方だと思ってたけど、精神的にヤラれてて。



3ラウンド目あたりに結構きつめのサブミッションをずっと掛け続けられて、それをうまいことやって逃げ続けてゴングに助けられたた。みたいな感じのヤラレっぷりだったので。なかなか精神的にもきついものがあったんですけど。



ただ2回目は。一回目に行った時の教訓があったのと、これくらいはやれるぞと精神的にきつい境遇に犯されるぞっていう自分としての予備知識と言うか情報があったので、うまいこと乗り切ることができたんですよ。



でなおかつ、結構な額がもらえると。というので。自分としてはねなかなかうまく乗り切ったんですね。2回目はね。



で。



話がいろんなところに飛び散って申し訳ないんですけど。

自己都合退職にしろって言うし。なんか書いてこいとかって言うから。




正確な事を思い出しながら書いてるから前後して、しかも情報の修正を入れながらでgdgdな内容になって申し訳ないけど。



自己都合にするけど。「結構長いお休みをいただいてその中で転職活動をするという期間をもらえて、で。新しい職が決まったら自己都合退職っていう形にしましょう。」と。それでイコうっ言ったんですよ。最初。あの社長が。そうだそうだ。



で。



結局蓋を開けたら、ただ単にオレに自己都合退職っていうね。自分で辞めたいっていう意志を書かせたかっただけなんですね。



だから。本当は1ヶ月の猶予がもらえるはずだったんだけど。全然そんなんじゃなかったっていうね。これ明日もう1回この辺について書いた方がいいな。ちょっとね話が飛び散ってたいろんなところに。



要は。話の内容としては。1カ月間は長期の休みをもらうみたいな形で。その中で転職活動して決まったらそこで辞めるという形にしようと。だから「退職願い」なわけで。退職するための予告として書いてくれっていう理解でいてそれを書いたんですね。だから「何日を以って」って日付を書かなかったんですね。「何日を以って辞めさせていただきます」って普通書くんだけど書かないで。しかも退職願いですからね。退職届じゃない。



転職活動をする時間をあげますよって、会社でに匂わせておいて。それで手続き上要るから「退職願い」を書いてくれって。実は「退職願」と「退職届」で細かいんですけどニュアンスが違うと、意味が全然変わるんですよ。本当は。退職願いというのはまだ撤回できるんですけど。実は。だって願いだから。

 

この先もまだまだ続くよ。今回はこの辺で。